一心太助の天秤棒_2019年2月-61

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一日遅れたバレンタインデーの贈り物
今朝の駅立ちは、通常通り午前5時30分前からせんげん台駅東口で、市政レポートの配布を開始した。
まだ薄暗く寒さに震える体に、この期間は必携しているホッカイロを懐に入れて、駅前に5時10分過ぎに到着して、駅前清掃の後開始。
午前6時過ぎ、馴染みの中年女性から、小さなのし袋に入った1000円のカンパを頂いた。それから直ぐにこれも旧知の中年サラリーマンの方から、暖かな缶コーヒーを差し入れて頂いたが、寒気の中ベンチコートのポケットに入れておくと結構暖が取れるので、一層ありがたい。
更に、旧知の市民から1000円の、のし袋入りのカンパが続いたが、皆さん、異口同音に“こんな寒い中、ご苦労様です”と声を掛けて頂く事にも暖かさを貰っている。更に午前6時30分頃馴染みの女性から“一日遅れましたが、バレンタインデーのプレゼントです”とラムレーズン入りのとらやの羊羹を頂戴した。
 帰宅後、暫くして食してみたが上品な甘みが口一杯に広がり、美味しく戴いた。それにしても、事前に準備して頂いていても、近日中に私に会えるかどうかは分からない中、バックに持ち歩いて頂いたのだろうか。最近袋に入ったカンパを頂く機会が増えているのだが、皆さん私に会えるまで通勤時にバック等に納めている様なので、改めて感謝し恐縮している。
 午前7時前、公明党の市議2人が市政報告のため看板や幟を持参して、話し掛けられた。
駅前の隅っこの方でやりますから、との申し出だったが、いいえ、真ん中でやって頂いていいですよ、と返答したが、遠慮されたのか私から少し離れた場所で実施されていた。
午前7時30分過ぎ、その市議のお一人から、こんなに寒い中、駅立ちをしていると直ぐにつま先が固くなり、体が冷え切るのだが、白川さんはどんな防寒対策をしておられるんですか、と質問された。
 携帯のホッカイロは常に用意しています、と返事をした。そうですか、それ以外はないですか、とも聞かれた。んーん、そうですね、と返事をする途中で、気合いですか、と話された。
そうかもしれません、と答えたが、市民の皆さんの市政レポートの受け取りや挨拶に気持ちを持続させています、との返事を飲み込んだ。
それは、なにやら、同じ市議へのためあてつけがましい様に聞こえてしまうのではないか、と危惧したからだ。     (2月15日)

選挙が近いと、駅立ちが重なる
今朝の駅立ちは、午前6時前に大袋駅東口に到着し、街宣用具を車から搬出して設置しようとしたら、すでにエスカレーター前には人が立っていた。松田典子市議が一人で市政レポートを通勤客に配布しておられた。そのため、私は何時もの場所ではなく、入り口付近での配布となった。
松田市議に何時から立っているのですか、と尋ねたら、午前5時からです、との返事だった。
そして、私は午前8時30分頃通常通り終了したが、まだやりますか、と再度尋ねたら、いいえこれで終わりです、腰が痛くてこれ以上は無理です、との応答だった。 
いきなり、3時間30分間しかも寒気の中実施し、これから毎日このペースで続けていると、体力が疲弊して肝心の選挙準備や3月議会に影響してしまうのでは、と心配になったのだが。
明日は何処の駅ですか、と聞いたらせんげん台駅西口でやります、との返事だった。
実は私もせんげん台駅西口を予定していたので、急きょ変更して明日は越谷駅東口で実施する事にした。
また、西口には大袋在住の新人の市議選の予定候補者も駅立ちを実施されていたようだ。(駅の線路向かいに幟だけが見えているが、当然顔も見えないし、マイクの音も聞こえないので)
最近、通常の衆議院議員の自民党や立憲民主党とは重ならない様にしているものの、どの駅の駅立ちでも他の市議や候補予定者や県会議員の候補予定者など、入れ乱れているので、重なるのはやむを得ない状態となっている。
しかし、市民の方からは、選挙が間じかなので、よく知らない人が駅に立っていますよ、と話し掛けられる事が多くなった。
 様々な人が駅立ちを実施するのは、いい事ではあるものの、選挙前に顔を売るため急に実施することに市民の批判は強い。(2月19日)

9メートルの強風に看板が飛んだ
今朝の駅立ちは、午前6時前から北越谷駅東口で開始したが、昨夜から猛烈な風が吹き抜けており、時々正面から吹きつける風を受けて通勤客の顔は強張っていた。
 天気予報によれば、風の強さは風速9mとのことで、終了時点まで止むことはなかった。
 そのため、看板が何度も倒れてしまい、駅前のバス停で並んでいた女子高校生の足に当たってしまった。
 直ぐに、駆け寄って大丈夫ですか、と謝ったが、何とか怪我まではならなかったので、安心したが、高校生は流石にビックリした様子。
 しかも、机ごと飛ばされたため、看板にひびが入ってしまう程だった。
 本日は3月越谷市議会の初日であり、午前10時から本会議が開催され、市長、教育長による施政方針演説が行われ今期最後の議会に。
 このため、駅立ち終了後、街宣用具を車に搬入して直ぐに、そのまま電車で越谷駅に向かった。  (2月21日)

様々な子ども達との出会いに、安らぎが
今朝の駅立ちは、蒲生駅東口で何時もの様に、午前6時前に到着して、街宣用具の設置や駅前清掃の後、市政レポートの配布を始めた。
 午前7時30分過ぎ、30代の男性から声が掛かった。これだけ駅立ちを、続けていることは、すごい事だと思います、と少しはにかんだ顔で。はい、ありがとうございます。これからもがんばりますから、と応答した。
 直ぐに、何時もこの時間帯に出会う母親と少女とおはようございます、と挨拶を交わした。
だが、今日は少し事情が変わり、この母親が娘に向かって、チラシをもらいますか、と促して頂いた。すると少女は可愛いらしい手を差し出したので、市政レポートを手渡し、お年は幾つですか、と尋ねて見た。
すると、また小さな手を開いて5歳との返事。幼稚園児と母親が一緒に電車通園をしておられるのだろう、毎回ホットさせられる瞬間だが、今日は格別だった。
 更に、女子中学生が、遠くから笑顔で近づいて来て、市政レポートを受け取って貰った。
毎回の事なので、何年生と尋ねてみたら、越谷北中学校の1年生との返事。そうなんだ、いつも読んで貰っているけど、回りのお友達と話が合いますか、と聞いてみたら、んーん、合わない、との返事だった。(先験的と言うことだ)
更に、午前8時30分頃には、精華幼稚園の遠足のため沢山の園児達が母親と共に次々と集まって来て、駅前は賑やかな空気となった。
背中のリックサックの後ろ姿からも、一日楽しい時間を過ごす期待感が、園児達だけでなく、母親の笑顔にも伺えた。    (2月22日)

<お知らせ>
一心太助の天秤棒シリーズ“駅頭は小さなドラマの連続だ”は、すでに50号を超えお陰様で、大変好評を得ています。
そのためか、あちこちでこのシリーズを冊子にして下さい、とのご要望を頂いています。
そこで、これまでに発行したものを一冊のパンフレットにするため、印刷製版の見積もりを取ったところ、1500冊で30万円を超える費用が必要であることが分かりました。
何とかして市民の皆様のご期待に添える様に、努力をして、本年2月頃までには発行する予定です。その折にはご協力を頂けば幸いです。

一心太助
越谷市議会議員 白川ひでつぐ オフィシャルサイト