一心太助の天秤棒_2021年11月-97

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駅前は、選挙準備で賑やかに

 今朝の駅立ちは、大袋駅西口で通常通り午前6時前から市政レポートの配布を開始した。

 何時も6時前に、エスカレーターで改札に向かう高齢女性が笑顔で挨拶をして頂いた。

 毎日、毎朝続ける駅立ちの18年間は、修行僧の様に自分を戒めて、怠け心に向き合う日々の”業”として受け止めて続けて来たが、それでも自分の中にいる悪魔はその隙間に音もなく忍び寄って来る。

この悪魔の甘いささやきを拒絶するのは、こんな小さな出会いとあいさつによって打ち払われて行く。何度も何度も忍び寄る悪魔と対峙出来たのは、市民のこうした出会いが勇気を与えてくれた。

 午前7時過ぎに、10月31日の越谷市長選挙と同時に実施される市議補選に立候補予定の渡辺定雄さんが駅立ちを始めますと、挨拶に来られたので、どうぞと応対した。

 同時に東口前には共産党の皆さんが、街宣を開始された。そして、午前7時を少し過ぎて、衆議院選挙の予定候補者の三角創太さんが街宣車を運転して駅前に到着後、同じ様に挨拶にこられたのでどうぞ遠慮なくと、応対した。

市長選挙と同日に実施される衆議院選挙では、大袋やせんげん台西地区がお隣の春日部と同じ選挙区になっていることから、こんな事態も起こっている。

いずれにしても、賑やかな朝のシーンとなったものの、午前8時を過ぎたら全員撤収されたので、私一人となって午前8時30分過ぎまでの2時間30分を超える駅立ちが終了した。(10月5日・火曜日)

大きな地震の翌朝の反応は

今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で実施したので、何時もの様に午前5時過ぎには駅前に到着して、街宣用具に設置の後、駅周辺の清掃作業を終えたのは午前5時30分少し前。

直ぐに市政レポートの配布を開始したが、昨夜11時43分に発生した最大深度5強の大きな地震があったので、何人もの馴染みの市民の方から、地震大丈夫でしたか、被害はなかったですか、と心配の声を掛けて頂いた。

幸い私の家屋には何の被害もなかったのだが、3,11東日本大震災から10年になるが、益々地震災害の危機感が高まった朝だった。

午前7時30分過ぎに馴染みの中年サラリーマンで、地区のコミィニティ推進協議会の役員をしておられる方から、近日主催する大袋地区でのマラソン大会の参加申し込みに市民が250人を超えたと話して頂いた。

昨年はコロナ禍の影響で中止せざるを得なかった事もあって、大会開催に不安があったがこんなに多くの市民が希望しており、やれば出来るし、市民も待っていたのではと、笑顔で

付言されていた。

 コロナ禍では、物理的距離は広くとる必要はあるが、社会的距離(人間関係)は出来るだけ狭く、密着してやる必要がある、と思いながらお話を聞かせて頂いた。

 この日午後5時30分から、大袋駅東口で夜の駅立ちを実施しようとしたら、共産党の街宣活動が始まっていたため、止む無く同駅の西口に移動して市政レポートの配布を開始した。

午後6時30分過ぎには、福田あきら市長予定候補と合流して午後9時15分まで活動した。福田氏は、大きな看板を駅前に何枚も設置したうえ、幟も林立した状態となったため、私の通常の駅立ちとは異なる華やかな場所となった。

 更に私のマイクでは「福田あきら氏の経歴や越谷市の未来を描くレポートを本人と共に配布しています。」と帰宅する市民に呼びかけながらの行動となった。 (10月8日・金曜日)

清涼飲料水の無料配布に市民の列

 今朝の駅立ちは、新越谷駅東口での行動だったので、午前6時前には駅に到着して街宣用具を設置した後、何時もの様に駅周辺の清掃を終えて市政レポートの配布を開始した。

 午前6時30分過ぎに、階段を下りて来られた清水泉越谷市議から声が掛かった。越谷市民ネットの街宣活動をここで午前7時から始めたいとのお話だった。

 それでは、午前7時からマイクを使用する街宣なら15分位で交代してマイクで訴える様にしましょうか、とお話した。するとスマホで誰かと色々話された後、しばらくして今回は西口で実施するようにしました、と返答された。

 そうですか、それでは頑張って下さい、と応答して市政レポートの配布を続けた。

 午前7時10分頃揃いのジャンバー姿の数人の男女の若者が、何箱もの段ボールを台車で搬入して通路の真ん中に設置し始めた。

 これは、缶の栄養ドリンクを無料(恐らく150円位する?)で配布する宣伝活動だった。

するとあっという間に市民の列が出来、次々と手渡すが一向に列が途絶える事はなかった。

30分ほどでようやく隙間が出来たので私も並んで1本頂いたが、渡して頂いた女性が笑顔で「頑張ってください」と励ましてもらったので「はい、これを飲んでがんばります」と応じた。午前8時過ぎ北越谷駅の駅立ちで出会う馴染みの女性看護師の方とお会いしたら、右腕に包帯を巻いた三角巾の腕つり姿だったので、どうしたんですか、と尋ねた。

 転んで骨折したため、完治に2か月もかかってしまう、との返事だったので、お大事にと声を掛け見送った。  (10月12日・月曜日)

 マスク姿のせいか、私とは認識出来ない市民

 10月24日越谷市長選挙が告示され、1週間の市長選挙が始まった。

 私は福田あきら候補を全力で応援しているため、午後6時からの北越谷駅東口での街頭の選挙運動に参加させて頂いた。

 福田あきら候補と共に運動員5名が参加して福田市長候補のマニフェストの配布とマイクでの活動に取り組んだ。

 午後7時頃中年の男性が、私が配布していたチラシを受け取った後、話しかけてこられた。

 この時は福田候補がマイクで演説中だったので、福田候補を指さしながら、あの候補は最近駅頭を始めたばかりだ。何時も駅前で、こうやって話している(手を上げてジェスチャーで。多分ヘッドホンマイクの事だろう)市議とは違う。選挙の時だけやってもアピール効果がない。やはり日ごろの行動だよ、と話された。

えー、それって私の事ですよね、と思いながらあえて名乗る事はしなかった。

 マスク姿で顔が判明しにくいのか、普段は遠くからしか私を見たことがないのか理由は定かではないが、本人とは最後まで気づかれなかった。

名乗らなかったのは、私が日ごろどの様に見られているのか、また福田候補への支持を広げるのが目的なので対話をする事に心掛けたためだ。そのせいか1000円札を出してコーヒーでも飲んでくれと、手渡して頂いた。   

   (10月27日・水曜日)

期日前での投票先は、3問とも全て正解?!

福田あきら市長候補の応援のため大袋駅西口で午後5時30分から開始して、午後6時には福田候補と合流して午後9時過ぎまで共に行動した。

午後6時過ぎに、いやー久しぶりと中年男性から声がかかった。半年ぶりかなーと。この間仕事は全て自宅でのリモートワークで対応しており、そのため駅利用も減ったとの事。

そして、本日期日前投票をして来たとのお話だったので、まず市長候補はどなたに投票されたんですか、と尋ねた。

すると福田候補との返事だったので、その理由は、と聞いたら自民党推薦の候補はちょっとねー、と事だったのですかさず“正解”と応じた。それでは衆議院選挙は、とお尋ねしたら選挙区も比例区も立憲民主党との返事だったので、これにも“正解”と応じた後その理由を聞いた。これまでの国会の状況では野党の躍進がないと与党側に緊張感が走らないので、との返事。最後に市議補選は、とお尋ねしたら、市民ネットの女性候補に投票したとの事だったので、これにも“正解”と応じた。 理由を聞いたら子育て世代の母親がもっと議会にいないと男性の高齢者ばかりでは、この先の激変する社会に対応ができないでしょう、との返事だった。  (10月29日・木曜日)

一心太助
越谷市議会議員 白川ひでつぐ オフィシャルサイト