一心太助の天秤棒_2021年11月-101

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ガードマンへの指示も、スマホで

今朝の駅立ちは新越谷駅東口で、何時もの様に午前6時前には、駅に到着して街宣用具の設置の後に、駅前周辺の清掃を終えて、市政レポートの配布を開始した。

 この日は、連休明けの火曜日の朝だったが、小雨が直ぐに降り始めた。

 前日の10日は成人の日で、私は議長代理で、平方中学校の体育館で開催された桜井地区の成人式に参加して、議長の祝辞を代読した。

 コロナ対策のため来賓の招待を最小限にし、式典は30分間で終了したのだが、新成人の女性の晴れ着姿で埋まった会場の雰囲気は、コロナ禍の中でも華やいだ空気に包まれた。

 新年正月3か日の市内一円での街頭市政報告会では、町中に一人も晴れ着を見ることがなかったこともあり、新年の気分も味わう事にもなった。しかも、会場では男女とも私語は少なく終始静かな中で進行した成人式だった。

午前6時30分過ぎに、馴染みに警備服姿の高齢男性が、笑顔で市政レポートを受け取り、南越谷駅の改札に向かわれた。

すると直ぐに戻って来られて話し掛けられた。今日は川口市の安行公園に午前7時に集合するように勤務する警備会社から前日に指示があったので、向かっていた。ところがついさっき今日は雨のため作業が中止となったので休みとなったとの事。しかし夜来から雨が降る事は予想されていたのだから、もっと早くに連絡が出来たはずだ、警備会社の対応が悪いと不満げだった。

勿論直前に休みだと連絡するのではなく、中止もありうると事前にアナウンスするくらいは出来たはずなので、この男性の言い分も当然だろう。

それにしても、SNSの日常化は仕事の段取りや指示、集合場所等全てスマホへの連絡と確認に使用され、年齢や仕事を選ばず社会に深く浸透している事を、改めて認識させる出来事だった。

午前8時過ぎ、雨が降り注ぐ中街宣用具が濡れない様に、定位置から移動して実施しているところに、何時も北越谷駅でもお会いする中年女性からカンパを頂いた。

カンパ箱に入れて頂いたので、帰宅して箱から出してみたら、何と5000円札が入っていた。カンパ額には大小の区別なくありがたいものなので大切に使わせて頂いているが、時々この金額を定期的に頂く市民の方が複数おられる。         (1月11日・火曜日)

使い捨てホッカイロは必須アイテム

今朝の駅立ちは、せんげん台駅東口で、午前5時30分前から市政レポートの配布を始めた。午前5時前には自宅を出発するのだが、辺りは真っ暗で、しかも猛烈に冷え込んでいる。

そのため暖パンやネックウォーマーにベンチコート、手袋と身にまとうものは完全防寒なのだが、更にこの季節に必須アイテムの使い捨てのホッカイロを毎日使用している。

それでも3時間を超える駅頭を終える頃には、足先が完全に冷え切って、ジンジンとするので帰宅すると直ぐにガスストーブの前に両足を出して温めるのが日課になっている。

そして、朝食に妻が入れてくれた温かいコーヒーがのどを通過して体に染みこむ時に、やっと今日の駅頭が終了した事を感じる。

また、このカイロは畳んである布団の中に納まり、夜寝具をひき就寝中に敷布団の上で再び私に温かさを与えてくれるので、大いに役に立っているしろものだ。それから次の日起床する午前4時過ぎまで、その役目を全うし、その後ごみ箱へと向かう。また新たなカイロの出番となる。   (1月17日・月曜日)

「秀嗣の野望」って一体何?

今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で実施したので、午前5時30分前から市政レポートの配布を開始した。 

相変わらず、この時間帯は辺りは真っ暗で寒さで体を固くしながらの活動だが、何人もの市民がエスカレーターや階段で改札に向かわれている。そんな中にも馴染みの市民の方からは、市政レポートを受け取り笑顔で挨拶をして頂くため「いってらっしゃい、何時もありがとうございます。気を付けて」との私の言葉にも自然に気持ち入り込む。

本日は月1回定期的に開催して来た私のタウンミーティング、午後7時からネット配信で参加した市民と楽しい時間を過ごした。

毎月テーマを設定しているのだが、今回は「秀嗣の野望」だったが、私の野望より「市民の希望」に話題は終始した。

今回も事前質問が幾つも寄せられた。議会質問は事前に執行部とどの程度打ち合わせをやって本番に望んでいるのか、保育料の無料化によってどんな保育を目指しているのか、また何故地方議員になったのか、毎回時間がオーバーしてしまう。

更に毎回様々な市民のインタビューアーの方も、それぞれ個性があふれていて興味がこちらも深まって行く。当日の動画はこちらから視聴出来る。

         (1月19日・水曜日)

「一心太助100号」の配布開始

今朝の駅立ちは、新越谷駅西口で実施したので、自宅を出るのは午前5時30分前で駅に到着するまでに約20分以上は時間を要する。

早朝なので道路が空いてはいるが、自宅は市内の北に位置しており、新越谷駅は南に位置しているのでやはり距離はある。

そのため、到着すると街宣用具を手早く設置して、駅前清掃に取り掛かったのだが、ごみの散乱が何時もより多かったので、市政レポートの配布時間が午前6時10分過ぎからとなってしまった。

配布を開始した市政レポート「一心太助の天秤棒 駅頭は小さなドラマの連続だ」は、今回で記念すべき100号となった。

日々の小さな出来事を、駅前の風景や市民の息遣に触れ1年間を通して、私の視点から伝えてきたものが、100回目となった。

これも積み重ねの連続でしか迎える事は出来ない。特段の記念イベントの計画はないが、いつか区切りの号として紹介することがあるかもしれない、と思いながら午前8時30分過ぎまで市政レポートを配り続けた。
(1月26日・水曜日)

星新一の世界は、実は難解かもしれない

今朝の駅立ちは、忙しさにかまけて延ばし続けて来た原稿を今日の午前中までに完成しなければならず、止む無く中止した。

習慣になっているので、起床は何時もの様に午前4時過ぎに。布団を畳み歯を磨き身支度を終え新聞に目を通したのが午前5時前。

これから午前8時過ぎまでの時間帯は、頭がスッキリとしておりあちこちギーギーと不調の音がする、近年の私の脳みそがスムースに回転する数少ない機会となっている。

そのため激しい雨のため駅立ちを中止した朝は、じっくりとパソコンと向き合える時間を与えてくれている。お陰で何とか原稿は完成して、相手先に送信したので、一段落となった。

この日の午後7時から市民劇団の“ポップコーン」が主宰する公演「星新一の世界」を観劇した。会場となったカルスト杉戸【多目的ホール】は、埼玉県杉戸市の広い田園の中に忽然と建っている大きな建築物で、ひときわ周りの風景の中で異彩を放っていた。

会館と言うより宿泊型体験農業施設の様にもみえるほどだ。公演はショートショートの神様寓話作家の「星新一」の作品を題材に展開された。童話「ウサギと亀」や「太陽と北風」を始め次々と演目が進んだのだが「おーい出てこい」は何とも理解出来ない深遠な内容だった。 (1月27日・木曜日)