一心太助の天秤棒_2021年11月-102

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転職で市場の論理を変えたい

今朝の駅立ちは、通常通り午前6時前から蒲生駅東口で、市政レポートの配布を始めた。

午前7時過ぎに、30代の男性から声が掛かった。以前この駅で良くお会いしていたのだが、随分と時間がたっていた理由をお話して頂いた。すでに4年前に務めていたIT企業を退職して、今はアグリービズネスの会社に転職したとのこと。農業や農産物の生産に興味がわいて来て、人間が生活するうえで食べものが必要で、しかも、その生産物が地域で循環する仕組みを作っていく事が大切だと、強調された。

そのため今から宮崎県での農業支援のための仕事に向かうところだそうだ。

確かに、その意味ではIT技術やそのシステムが有効に活用出来るかもしれないが、「人、モノ、金、情報」が循環する地域を構築していく最大のポイントはそれを運用していく担い手づくり、つまり人づくりであり、そのネットワーク化に他ならない。

人が生きて行くための衣食住の空間を、より効率的により経済的にと欲望のままに拡大し続けて来た現代の価値観を、大きく転換して行く様々な取り組みが身近なところで始まっている事を知った朝となった。

                              (1月31日・木曜日)

市長がゲストスピーカーの報告会

今朝の駅立ちは、越谷市議会の「議員有志の会」(超党派の6人の議員で構成)が主催するオンライン市政報告会を午前10時から、私の事務所を会場に開催したため、準備のため止む無く中止した。

今回の報告会は昨年の12月議会の審議のポイントを中心に、告知したテーマを毎回だがそれぞれの議員が役割を分担して説明、報告した。この間コロナ禍の影響もあってYouTubeチャンネルでの方式に切り替えているが、昨年の市長選挙で初当選された福田あきら市長も冒頭ネットで参加頂いた。

実は福田市長は、市議会議員の時は、この議員有志の会のメンバーだった。

会では市長に対してぞれぞれの議員から質問をした事に答えて頂いたが、市長選挙での公約の実現や、市長職と議員職の仕事の違いや、令和4年度の当初予算への姿勢等の話題となった。最後に、今後もぜひ市政報告会等で、議員の皆さんとの話し合いの機会をぜひ作って欲しい、とお願いされた。

20年間に及ぶ私の議員活動の中で、市長と超党派の議員のこれほどフラットな協議は初めてであり、市民にとって政策をより高度なものにしていくための、市長と議会との機関競争の小さなスタートとなったが、今後に向けた大きな第一歩なった。

https://www.youtube.com/watch?v=F-bJyVsBZ-0&t=2s         (2月1日・木曜日)

3回目のワクチン接種、老人センターで

オミクロン株の感染の拡大に歯止めがかからないため、越谷市の延べ感染者数は12,106人(2月12日時点)となっている。

そのため私にも3回目の接種案内が届いたので、早速2月8日にコールセンターに予約の開始時間の10時を期して電話したが、すでに通話中で、その後3回ほどコールしたが同じ状態が続いた。その日の夕方妻の勧めで電話したところ1回で繋がった。そこでかかりつけ医院を含めて探して頂いたが、全て予約は満杯状態。 

しかし2月12日午後1時40分から、集団接種会場となった、くすのき荘の予約が確定した。そのためこの日、モデルナ薬の接種となったものの、絶対的感染予防策ではないので、今後も十分な注意が必要だ。(2月12日・土曜日)

演説中でも話しかけていいんですね

今朝の駅立ちは、越谷駅東口だったので、通常通り、午前6時前から、駅前清掃を終えて市政レポートの配布を開始した。

午前7時30分過ぎに一旦自転車に乗った高齢女性から、笑顔で挨拶をして頂いた。

暫くして、戻って来られてこれを見たら(駅前入り口には市政レポートのスタンドを設置しており、そこから一心太助の天秤棒を読んで「たい焼きの差し入れのわけは」)演説中でも話しかけてもいいと思って、声を掛けたとのこと。10年位前から警備会社に勤務していた時に、越谷駅西口で良く私を見かけていた。

退社して今は地域へのチラシ配布の仕事をしているが、どんな仕事でも笑顔とあいさつが必要であり、最近みんな下向きに歩いているのでもっと胸を張って歩かないと元気が出ない、と力説されペットボトルを差し入れて頂いた。

そこで、私から以前テレビ放映された「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中で、交通整理の警備員で、すでに75歳を過ぎた男性の仕事ぶりに感心した話をした。

工事現場等で、車や通行人の安全を確保しながら、作業や通行する車や人がスムーズに進すすむ様に、一瞬でも周辺から目を離すことはなく、常に状況判断を全身で行うために、その動作はまるで鍛錬されたスポーツ選手の演技の様にも見えたことを。

この時期の駅頭は、終了時間の8時30分過ぎまでの約3時間、寒さのため全身の熱が下がり続けるのだが、こんな会話が心のホットスポットになっている。 (2月16日・火曜日)

春日部駅でのチラシ配布は、完敗?!

今朝の駅立ちは、新越谷駅西口だったので、午前4時過ぎに起床、午前5時頃に自宅を出て、駅に到着して、街宣用具の設置、そして駅前清掃の後市政レポートの配布を開始。

通常通り、午前8時30過ぎに終了して、迎えに来た妻が運転する車で帰宅して、午前9時頃コーヒーとパンの朝食を取るのが習慣化している。

私が代表をしている市民団体埼玉政経セミナーが主催する講演会「投票用紙は、紙で出来た意思表示―私たちが投票するわけー」を、3月12日に開催する。

そのため、講師依頼と全体進行の打ち合わせのため和光市の柴崎光子市長に会うために、事務局長の吉田理子さんと共に和光市役所に出向いた。午後3時から30分間の約束だったのだが、道路が予想より混んでいて、10分ほど遅参してしまった。

しかし、柴崎市長はにこやかに対応して頂き、

昨年の市長選挙での相手の男性候補者との違いや、議会での“少数与党”で女性であることからの苦労話で予定の30分を15分も過ぎて話して頂いた。講演会でのお話に期待が膨らんだ。

 更に、この日、本年4月の春日部市議選にチャレンジする吉田理子さんが主催する駅前行動に応援のため午後7時から参加した。

 今回から、駅前行動を開始するため、その

試行実験もかねてのものなので、アドバイスも求められていた。

 夜の冷え込みと共に猛烈な強風が吹き抜ける駅前のため、用意した看板やのぼりが吹き飛ばされそうになる。そこで参加した市民がそれを固定するためにその場で様々な工夫をした。

 そんな中でチラシの配布を開始して、午後9時前まで電車から降りて来る春日部市民に向けてひたすら活動を続けたが、一人も受け取ってもらえなかった。私の長い活動歴の中で、駅前でのチラシを一人も受け取って頂けない事は、これまで一度もない。

 春日部駅でのチラシ配布では、どんな政党でも議員でも市民は受け取らないのが状態化しているとの事だったが、流石に寒さが一段と体と心をふさぐ落ち込んだ夜となった。

   (2月16日・火曜日)

 20年間使った垂れ幕は、補修だらけ

今朝の駅立ちは、北越谷駅西口なので午前7時前に街宣用具の垂れ幕を立てていたところに、早朝、毎日の地域体操会(越谷市が独自に創作したハッポちゃん体操)に参加した高齢女性のグループと挨拶を交わした。 その中の一人の方が垂れ幕の下の方を見つめて、あーテープで修理してあるんだ、何かと思った、と話しかけて頂いた。そうなんです、20数年間も毎日使用しているので、テープでの補修だらけです、と応じた。そろそろ、この垂れ幕にも温泉旅行の慰安が必要か、それとも世代交代か。    (2月18日・金曜日

一心太助
越谷市議会議員 白川ひでつぐ オフィシャルサイト