一心太助の天秤棒_2021年8月-93

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市長への手紙、タクシー券を巡って

今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口だったので、通常通り午前5時前には自宅を出発して、駅到着と同時に街宣用具の設置の後、駅周辺の掃除と定式化された行動様式だ。
 午前5時30分前から市政レポートの配布を開始したが、午前8時頃、以前紹介した真っすぐに私に向かってぶつかって来る30代の男性が、今回も同じように下を向き歩いて来られた。ところがなんと私の立っている場所の直前で足がもつれて転倒された。
 それでも顔色一つ変えずに、階段を登って行かれたし、衝突は未然に塞げたが仕事や生活の中でやりきれない何かがあるのだろう、と思いながら、私も顔色一つ変えずに(笑顔で?)配布を続けた。
 午前8時30分頃そろそろ終了時間だと思っていた時、馴染みの駅前の自転車整理の高齢男性から声が掛かった。先般コロナ禍の中高齢者全員に配布された越谷市の3000円のタクシーチケット券について、自分を含め周りの高齢者はあまり使用していなし、タクシー会社によっては利用出来ないので無駄ではないか、ということに関して、「市長への手紙」で意見具申をした事への返事が来たとのこと。
 それによれば、特に高齢者に対してワクチン接種等のためにチケットを配布したが、目的はこれに限らずコロナ禍で客が減少しているタクシー会社への支援もかねている、また当初利用出来るタクシー会社から更に対象を拡大した、とのお話だった。
 当該の高齢者は納得されていたが、市政に疑問があればまず自分で行政へアクセスをしてみる姿勢が大変重要な事だ。その上で納得がいかない時には、自治会長や市会議員に相談して解決策を探してみる市民の当事者意識を、今回の件でも強く感じた朝となった。(7月13日・火曜日)

 父が作った野菜です、食べて下さい

 今朝の駅立ちは、北越谷駅東口で、通常通り午前6時前から市政レポートの配布を開始した。
 午前8時前に、もう10数年間の馴染みの市民で30代の女性と何時もの様に笑顔で挨拶を交わして、改札に向かわれた。
 大抵は急いでおられるのだろう、駆け足で市政レポートを受け取り、改札に向かわれたのだが、今朝は一旦通り過ぎた後戻って来られた。
 そして、一杯に野菜を詰め込んだポリ袋を手渡しながら、「これ父が家庭菜園で作った野菜です。美味しくないかもしれないけれど食べて下さい」と渡された。
 何時もの様にそう言って直ぐにまた改札に向かわれた。後から聞いたのだが、この日は誰か他の方に差し上げるために持参されていたものを、私にあげたとの事。えー手渡すべき特定の人がおられたのに私でよかったのですか、と尋ねたら、んー、ぜーんぜんOKですよ、と応じて頂いた。きゅうり、トマト、なすび、どれも美味しく食卓に並んだのは言うまでもない。         (7月15日・木曜日)

 道路の陥没を何とかして下さい

 今朝の駅立ちは、新越谷駅東口なので、何時もの様に午前4時過ぎに起床して、午前5時30分前に自宅を出て、午前6時から市政レポートの配布を始めた。
 午前8時30分過ぎに終了して、街宣用具を片付けていたところに。    
声が掛かった。声を掛けて頂いたのは客待ちで待機していた男性のタクシー運転手の方。
 タクシー乗り場で車のドアを開ける位置にある道路が陥没していて、先般乗り込もうとした市民がつまずいてしまった。危険なので補修をして欲しい、との陳情だった。
 そうですか、これは越谷市道路総務課の担当ですので、まず連絡してもらえませんか、と応じたが、少し困った顔付きとなって、あなたからやって下さい、と懇願された。
 止む無く、それでは私から担当課に相談しますと話した。
 その後直ぐに担当課長さんに相談をしたら、調査をして対処します、と応答して頂いた。
 それから1週間もしない内に、補修が完了しましたと丁寧に課長さんから報告を頂いた。  (7月16日・金曜日)

高齢女性からの500円のカンパが

今朝の駅立ちは、蒲生駅東口で午前6時から市政レポートの配布を始めるのだが、自宅からは一番遠い位置に駅があるため、通常の駅よりも少し早めに出発している。
 駅立ちを開始して午前7時30分頃、何時も歩行器でゆっくりと散歩をされている高齢女性で、時には付き添いの女性(娘さんか介護士さんかもしれないが)と一緒だが、朝のご挨拶をした後、私の街宣用の看板を熱心にみていくのが通例となっていた。
今朝も同じ様な行動だったのだが、駅頭終了後カンパ箱に500円が投入されていた。
気づかなかったのだが、年金暮らしの中で月2回しか駅前で出会い挨拶以外には話した事もない私にカンパをして頂いた。そのお気持ちを大切にしなければと心に刻んだ一日の始まりとなった。    (7月21日・水曜日)

駅前に2時間以上座り続けた若者?

今朝の駅立ちは、新越谷駅東口で午前6時前に駅に到着して直ぐに駅前周辺の清掃をしたが、何時も様にタバコの吸い殻は元より様々なごみが相変わらず散乱しており、時間がかかった。掃除を開始した直ぐに、20代後半と思われる男性がエスカレーター近くの柱で座り込み、ピクリとも動かない。寝ているようだ。
その後午前7時過ぎに制服の二人の警察官が近づいて来て、この青年に色々話しかけていたが、どうやら酔っぱらっている様子。
時々背中を軽く叩いていたが、なかなか反応しなかったが、暫くして警察官は去っていった。
そして何とか立って千鳥足だったが、その場を離れたが今度は、私が街宣をしているタクシー乗り場の近くの柱に同じように午前8時頃座り込まれた。
私の位置から2mくらいの距離だが、その内今度は4人もの警察官がやって来た。
私の直ぐ近くのため、途切れ途切れ警察官の話声が聞こえて来る。それによれば、市民からの通報があって来たとの事で、先程の警察官も通報があったのだろう。
青年は身分証明書や財布の持参など警察官と話、スマホで会話をするなどやり取りしていたが、午前8時30分過ぎに話がついたのだろう、笑顔で警察官にお礼を言ってタクシーに乗り込んで姿が消えて行った。
おそらく朝方まで友人と酒を酌み交わし、駅で別れたものの急に眠気と酒気のため、ところかまわず寝込んでしまったのだろう。
コロナ禍が二年近く続く中、時には発散したくなるのも良くわかるのだが、犯罪に巻き込まれなくて良かった、と勝手に思った朝だった。(8月12日・木曜日)

ワクチン打ちました、と報告?が相次ぐ

今朝の駅立ちは、せんげん台駅東口だったので、通常通り午前5時30分前から市政レポートの配布を開始した。コロナ禍での緊急事態宣言やまん延防止措置が取られていても一向に収束の兆しがない中、市民は自粛や時差出勤等我慢に我慢を重ねている。
 そのせいなのか、午前8時30分過ぎまでの駅頭の3時間の間、何人もの馴染みの市民の方からワクチン接種終わりました、ワクチンうったから、と声がかかった。まるで私への報告の様な口調と感じたのは、何か安心感が欲しいのだと思ってしまう程だった。  (8月16日・月曜日)

一心太助
越谷市議会議員 白川ひでつぐ オフィシャルサイト