「がんばろう、日本!」国民協議会

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  • 「機能する政治」へ  政治をあきらめるな

●機能する政治に向けた一歩としての自公過半数割れという問題設定

● 政治をあきらめるな

  • 11/7 第九回大会第八回総会【会員限定】のお知らせ
  • 総選挙にむけた取り組みなど

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「機能する政治」へ 政治をあきらめるな

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【機能する政治に向けた一歩としての自公過半数割れという問題設定】 

7月22日投開票の横浜市長選挙は、野党系が推す山中候補が約50万票を獲得、菅総理が支持する小此木氏(前国家公安委員長)を約18万票上回って当選した。投票率は平成に入ってから二番目に高い49パーセント、前回の市長選を11ポイント上回った。

 横浜市長選の争点は当初、カジノを含むIR誘致の是非と見られていた。推進する林市長に対して住民投票を求める20万人の署名が集まったものの、自公が過半数を占める議会は住民投票条例案を否決(1月)、市長選は市民が意思表示する最後の機会となった。

 しかし小此木候補がIR反対を掲げ、IRの旗振りをしてきた菅総理と市議会多数派である自公市議の多くが小此木氏を支持するという「わかりにくさ」に加え、懸念されていたとおり五輪後に感染拡大が過去最悪となったことで、世論調査では選挙戦の中盤から「コロナ」が争点のトップとなった。「コロナの専門家」を掲げる山中氏には追い風となり、菅政権のグタグタぶりが小此木氏には逆風となったと言われる。

10月21日には衆議院議員の任期が満了となる。今年に入ってからの大型地方選挙は政権に対する審判の様相となった。例えば1月の北九州市議会議員選挙では、自民党の現職6人が落選、7月の東京都議選では自民は50議席近くとの予測に反して33議席にとどまり、自公でも過半数に届かない結果となった。横浜市長選と同様、政権の新型コロナや五輪への対応が有権者から批判された形だ。

都市部を中心に自民党の安定的基盤は失われており、公明党の「固い」支持と無党派の一時的支持に頼ってきたのが、安倍政権以降の「一強多弱」の実態だ。その無党派の一時的支持が揺らいできた。都議選では無党派層の投票先は都民ファ25%、共産16%、自民15%、立憲15%。自民支持層の12%も都民ファに投票している。

横浜市長選挙でも、無党派層の40%台半ばが山中氏を支持、自民、公明の支持層の一割余りも山中氏を支持している。また無党派層では山中氏に続いて田中氏(元長野県知事)が支持を獲得し、現職の林氏に並ぶ得票を得た。

「自公はダメだが、野党もだらしない」という〝呪いの言葉〟の効力が薄れつつあるなか、有権者は「自公以外」を求め始めているといえる。例えば横浜市長選後、ツイッターには「自公敗北は良しとして。ほかの誰がなるよりも市民が目を光らせないとならない人が市長になったと思う」とのつぶやきがあった。有権者が求める「自公以外」は、「政権批判の受け皿」という視点からは見えてこないだろう。

ここから見え始めているのは「機能する政府・政治」「機能しない政府・政治」というこれまでとは違う判断軸だ。

「戸田 コロナ対策をめぐって「機能する政府」「機能しない政府」という新しい判断基準が有権者、市民のなかに生まれつつある。これは従来の「右、左」「保守、革新」「大きな政府、小さな政府」とは違う視点で、その基盤には〝いのちとくらし〟という価値観がある」(507号)。

機能する・しないの最初の一歩は、情報の公開・共有・応答といった「情報の民主化」だろう。墨田区はワクチン接種をはじめコロナ対策の先進自治体と言われているが、そのキモは区、議会、市民、医師会などでの情報の公開・共有であり、その基礎があってこそ二転三転する事態になんとか対応できているということではないか。これは、一時は優等生とされながらワクチン接種の遅れから拡大したデルタ株の感染を再び抑え込んだ台湾にも通じることだろう。

反対に菅政権はGoTo一択、五輪一択のイベント権力主義で、必要なことが分かっていた病床確保もワクチン接種も検査体制の拡充も不十分かつ後手に回っている。政権の不作為によって、助かるはずの人が亡くなっている現状だ。「自公以外」とは、こうしたところからの選択だ。

だからこそさらに一歩進めて、〝いのちとくらし〟を守る「機能する政治」への一歩として「自公過半数割れ」という問題設定をしたい。それは政治に緊張感をもたらすことによって、情報の公開・共有・応答性を高め、検証と修正のプロセスを重ねることで「機能する」政治への道を開くためだ。

「・・・誰がどこで意思決定したか、ちゃんと説明してもらう。それがうまくいったか、うまくいかなかったかを事後的にきちんと検証し、責任を取ってもらう。そのプロセスにおいては人々の多様な声をきいてもらう。こうした作業を通じて、みんなの政治とか統治とかに対する意識や要求は高まると思うんですね。だから、危機の時においてこそ民主主義の強化をすべきだと考えています」(新型コロナウイルス 危機の中だからこそ 民主主義の強化を 東京大学宇野重規さん NHK特設サイト

 東京都の若者向けワクチン接種会場は、連日長蛇の列となった。若者は接種をためらっているからと7億円の接種促進PR費を投じた東京都は「想定外」とするが、「若者の多くは接種したくないのではなく接種できずにいる」という現状を把握できていなかっただけではないのか。議会では「PRではなく接種しやすい環境整備に予算を」という立民・共産の反対を押し切って可決された。他方、墨田区では通年議会で対応し、議員が住民の要望を伝えることも情報として役立っているという(江川紹子 8/16ヤフーニュース)。「機能している」のはどちらなのか。

「誰がどこで意思決定したか、ちゃんと説明してもらう。それがうまくいったか、うまくいかなかったかを事後的にきちんと検証し、責任を取ってもらう。そのプロセスにおいては人々の多様な声をきいてもらう」という「機能する政治」への一歩として、来るべき総選挙では自公過半数割れをめざそう。

【政治をあきらめるな】

 第5波となる新型コロナの感染拡大は、適切な医療が提供できないため「災害時と同様に自分の身は自分で守る感染予防」が呼びかけられる状況だ。これでは、今さら政治に何も期待しないと言いたくなるのも当然だ。

 適切な医療を受けられずに亡くなる国民がいる一方、総裁選をめぐって自民党内には、「菅支持では若手が死ぬ」との声があるという。国民の現実とあまりに乖離した彼らを見れば、政治家は自分の利益しか考えていない、政治のおこぼれに与らなくても自分の人生は自分がオーナーだと思えるような「自立した」人が、政治を「絶望するにも値しない」と思うのも無理もない。

だが考えてほしい。そうやって政治をあきらめた結果、政府は国民の〝いのちとくらし〟を賭け金にしたイベント権力主義に走り、「災害」にも例えられる局面を招いたのではないか。政治には期待しない、ブラック労働も苦しい生活も自分で何とかするしかないと思ってきた結果、ついにはコロナまで自己責任にされてしまったのではないか。さすがにそれはもはや無理ゲーだろう。

ツイッターにはこんなつぶやきがあった。「政治はクソだがそれはそれとしてオレは目の前の暮らしを楽しむ、みたいなスタンスがいまの政治をつくってしまったようにもおもうのでその点とても反省している」。

自公政権はダメだが野党にも期待できない? そのとおりだが、問題は野党に期待できるかどうかではなく、自公を過半数割れに追い込んで民主主義を機能させることができるか、そこで野党を機能させられるかだ。「野党とは特定の政党ではなく、民主政治における機能と役割に還元されるもの」(吉田徹「野党論」ちくま新書)なのだから。

 そのためにも、政治責任を取るべき者に取らせることが不可欠だ。今回は「一億総ざんげ」ですませるわけにはいかない。反対論を押し切って五輪を開催し、ワクチン頼みで楽観的、場当たり的な対応に終始してきた政権の責任を問うことは、「機能する政治」への一歩だ。

「そしてオリンピックは終った。
 終った? 終ったのか? 本当に?
 オリンピック閉会後に激増するコロナ感染者数。今、オリンピックのつけを払わされているのは、すでに崩壊しつつある医療現場で必死に戦っている医師、看護師や、そして感染しても入院さえできずに苦しむ人々である。~中略~
 反対の声を無視して、オリンピックを強行した人々にこそ、つけを払ってもらわなくてはならない。その責任を取らせたとき、初めてオリンピックは終るのだ」(赤川次郎 8/26 AERA.dot ヤフーニュース)

 コロナ禍は〝いのちとくらし〟が政治に直結していること、「誰がやっても同じ」「どうせ変わらない」と思い込まされてきた〝呪いの言葉〟を解く機会にもなりつつある。

来る総選挙や今後の選挙にむけて、若者や現役世代の投票率を75パーセント以上にしようというプロジェクトが始まった。子どもの貧困支援に取り組むNPO法人「キッズドア」理事長の渡辺由美子さんは「政治家にとって無視できない存在となり、政治を国民の手に取り戻したい」と言う。

「自分が働けないから」

「自分が至らないから」

 渡辺さんが接する親たちの中には、苦しい生活が続く理由を、自分のせいだと考える人もいるという。だが、変化の兆しも感じている。 

「自分が悪いんじゃなくて、政治がおかしいんじゃないか。自分たちが求める政策がなかなか実現しないのは、自分たちが選挙に行かないからじゃないか。そう気づき始めている人も増えていると感じます。それは、困窮家庭の親だけでなく、飲食業界などコロナ禍で苦しい思いをする人たちも、同じではないかと思います」(8/26 ハフィントンポスト) 

未来が描けないがゆえに、新自由主義の物語以外の選択肢がなかった社会状況に、コロナは亀裂を入れた。「自分が悪いんじゃなくて、政治がおかしいんじゃないか。自分たちが求める政策がなかなか実現しないのは、自分たちが選挙に行かないからじゃないか。そう気づき始めている人」たちの一票で、機能する政治への一歩を。

(「日本再生」508号 9/1 一面より)

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第九回大会第八回総会【会員限定】を、以下のように開催します。

11月7日(日) 13時から17時

ZOOMにて(事前登録制)

詳細は追ってお知らせします。

8月22日開催の第七回総会、報告は「日本再生」509号(10/1)に掲載します。

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練馬から国会を変える!未来を創る! キックオフ集会

総会でも報告された市民との共同の取り組みです。

詳細は↓

9/1(水)キックオフ集会開催のご案内 | 山岸一生 立憲民主党・衆議院東京9区野党立候補予定者 (yamagishi-issei.jp)

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【ミャンマーの今とこれから】

映画『エイン』上映&北角裕樹さんトーク (9/9 オンライン開催)

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クーデター以降、ミャンマーでは混乱が続いています。国軍の弾圧による死者が1000人を超えたという報道があります。今、ミャンマーはどうなっているのでしょうか? これからどうなるのでしょうか?

今、現地で拘束されている日本で育ったミャンマー人映像作家のテインダンさん。彼が日本映画学校の卒業制作で監督した『エイン』は、在日ミャンマー人の少年が日本に馴染むために苦労する様子を描いた作品です。【ミャンマーの今とこれから】のオンラインイベントでは、本作上映後、テインダンさん(本作ではモンティンダン名義)の親友であり、ジャーナリストで映像作家の北角裕樹さんをお招きし、貴重なお話を伺います。北角さんも一ヶ月程度拘束されていましたが、5月14日に帰国されました。(案内文より)

9月9日 19時より 一般1500円

詳しくは↓

【ミャンマーの今とこれから】映画『エイン』上映&北角裕樹さんトーク (9/9 オンライン開催) | Peatix

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越谷市議会 議員有志の会 6月市政報告