一心太助の天秤棒_2018年12月-57

PDFファイル⇒18年12月天秤棒No57

15年前の、自宅訪問の時の印象は
今朝の駅立ちは、通常通り午前6時前から大袋駅東口で開始したが、直ぐに中年男性からペットボトルの差し入れを頂いた。気温は日に日に下がって来ているので、ホットな飲み物はありがたい。
午前7時過ぎ共産党の街宣活動が、同駅で始まったが、何時ものようにマイクの音がかぶらない様に双方で配慮しながら行った。
ただこちらは何時も単独だが、共産党の皆さんは数人で必ず実行されておりそこに差がある。
ただ、チラシを受け取る市民の数はこちらが圧倒的に多いのだが。
午前6時20分過ぎ、せんげん台駅から北千住駅に向かう各駅停車の電車が大袋駅に停車した。その先頭の車両に先週の日曜日に桜井地区消防団が主催する団員と自治会長等の交流会が徳樹庵下間久里店で開催され、その席上で暫くお話した男性が、手を振って頂いたので、こちらからも振り返した。
実は、これまでこの男性は、通勤時毎回、毎回大袋駅での駅立ちの私の姿を見つけては、回りの乗客が驚くほど手を振ってきたのだが、私が全く反応しなかった、との事。気が付かず申し訳ないとお詫びしていた。
そこで、市政レポートを配布しながら、背中、後方に停車する上りの電車に注力している所
に、停車した車両に姿を発見する事が出来た。
更に、一心太助の天秤棒は時々2種類が配布される事が話題となり、私は字だらけの2種類のチラシは読んで頂いていなのでは、と疑心暗鬼だったのだが、何とこの男性は2種類あるとラッキーと思い、夢中で読んでしまう、との応答にすっかり恐縮してしまった。
また、この交流会では、良くせんげん台駅でお会いする、馴染みの中年の男性消防団員の方と話し込んだ。
この男性は、15年前の市議選挙前に私が自宅を訪ねて行き、挨拶や資料を渡した事を鮮明に記憶している、との話だった。僅か数分しか話さなかったが信頼できる人物だと、感じたそうだ。
当時は地域の問題や住民の生活感覚を知るために、毎日、毎日数百軒をローラーで訪問していて、時には訪問先の無遠慮な対応に心が折れそうになった事を何度も体験した。
しかし、こんな風に受け止めて頂いていた市民の気持ちを今聞かせてもらい、その重みを痛感した。
その後直ぐに大きなキャリーバックを抱えた馴染みの30代のサラリーマンとお会いしたので、出張ですか、と尋ねた。
すると、えー神津島に行きます、との返事。カミツシマ?との顔をしていたら、東京都の離島の神津島のことです、と教えて頂いた。
更に、同じ様ないでたちの旧知の男性も、福島に出張との事。気をつけていってらっしゃい、と送り出した。
その後近くの喫煙所から歩いて来た40代(?)の男性から声がかかった。
建設重機を扱う仕事に従事しており、昨日から徹夜の作業となっており、その仕事明け、との事。
大袋駅近くの居酒屋で先ほどまで、一杯飲んでいた、と付言された。
確かに顔が、朝から赤ら顔になっている様にみえたのは、そのせいだったのか。
この男性は何時もは、せんげん台駅で私を見かけているが、大袋駅でもやっているんですか、と聞かれたので、市内6駅の東口、西口11か所で毎日、毎朝取り組んでいますよ、と返答した。               (裏へ)
午前8時30分過ぎ、中年の女性から、私の市政レポートを主人が駅で受け取って、自宅に持って帰ってくるので、何時も楽しみにして読んでいます、とのお話して頂いた。
(11月13日)

午前5時10分からの出会い
今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口に午前5時10分過ぎに到着して、街宣用具を車から降ろして設置し始めていたところ、馴染みの中年サリーマンの方から声が掛かった。
この男性は都内の医療機器の製造販売の会社に勤務しており、早朝から出社して仕事をこなした方が効率がいいと、この時間に出勤している、との事。
近年医療保険点数の低下の影響で、かつての様な会社の状況ではないが、何とかやっている、と話されていた。
話が終わって直ぐに、駅階段を降りて来られた旧知の中年男性からも話し掛けられた。
多くのビルに設置してあるエレベーターの整備を徹夜で行った勤務明けで、これから自宅に帰る途中だとの話だった。
それから直ぐに、馴染みの女性が大きなキャリーバックを抱えながら、エスカレーターの入り口に来られたので、どちらかに出張ですか、と尋ねた。
すると、これから沖縄に出張で羽田空港に向かいます、との返事だった。
更に、大きなボストンバックを引きながら旧知の中年女性にお会いしたが、こちらは1週間程カンボジアに旅行に出かける、との事だった。
これら4人の市民の皆さんとの出会いは、午前5時10分から午前6時までの短い間に起きたものだが、早朝から人生悲喜交々の事態に触れた時間帯だった。   (11月14日)

男子高校生からの差し入れに思う
今朝の駅立ちは、午前7時から越谷駅西口で開始して午前8時30分まで実施した。
駅前清掃の後、直ぐに大きなスピーカーを使用して、12月3日から始まる12月議会で提案予定の市長提出議案の事前説明と報告をする市政報告会を開催した。
午前7時30分頃、馴染みの越谷技術高校2年生の男子生徒が笑顔で近づいて来て、暖かいペットボトルを差し入れてくれた。
この男子生徒は、自宅から自転車を使いせんげん台駅東口から、電車に乗り越谷駅で降車して、更に2代目の自転車で高校に通学している。
そのためここ1年以上にわたり、せんげん台駅東口や越谷駅西口で頻繁に出会い、市政レポートを毎回受け取って頂いて来た。
しかし、差し入れは初めての事であり、心から感謝の気持ちを伝えた。 
(11月29日)

庭で育てた大量のみかんを頂いた
今朝の駅立ちは、午前5時30分からせんげん台駅東口で、駅前清掃の後スタートした。
何時もの様に、次々と通勤客が駅構内へもくもくと向かう中、市政レポートの配布も順調に進む日常の光景が今日も。
この駅が、最も馴染みの市民が多いため、朝の挨拶やほんの少しの会話も次々と交わされて行く。そんな中、午前8時過ぎに馴染みの中年女性が笑顔で近づいて来られて、紙袋に一杯入った(30個を超える程の)みかんを差し出して、これ自宅の庭になったみかんですが、食べますか、と尋ねられた。
えーみかんは大好きですが、こんなに大量にいいんですか、と応答した。
どうぞ、と渡して頂いた。恐らく職場の同僚等に差し入れのため持参して行く途中で、私に会ったため、急きょ変更されたのではないか、と推測した。一人占めにしてゴメンナサイ。後程食べてみたが、本当に甘く美味しい味がした。
(12月5日)

<お知らせ>
一心太助の天秤棒シリーズ“駅頭は小さなドラマの連続だ”は、すでに50号を超えお陰様で、大変好評を得ています。
そのためか、あちこちでこのシリーズを冊子にして下さい、とのご要望を頂いています。
そこで、これまでに発行したものを一冊のパンフレットにするため、印刷製版の見積もりを取ったところ、1500冊で30万円を超える費用が必要であることが分かりました。
何とかして市民の皆様のご期待に添える様に、努力をして、来年2月までには発行する予定です。その折にはご協力を頂けば幸いです。