恒例の新年正月街宣から一年の活動のスタートを切りました
当選以来毎年続けて来た、新年の元旦、2日、3日に渡る駅頭や商店街などでの新年のご挨拶や街頭市政報告会を、今年も実施しました。
本年で12年目を迎えることになります。
元旦は、午前9時55分、越谷市役所前からスタートした、越谷市体育協会創立60周年記念・第50回越谷市元旦マラソン大会に参加した後、午後2時から街宣活動を開始しました。
3日間ともチーム白川のメンバーが、元旦号の市政レポートの配布を引き受けて頂いています。
せんげん台駅東口を皮切りに、西口に移動して実行しましたが、曇り空で気温が下がっているため身が固くなる中「毎年やっているね」「寒いのに健康に気をつけて、がんばってください」と、市民から次々と声をかけて頂きました。
また、新年のご挨拶は本当に沢山の市民の皆さんとかわすことが出来ました。
2日、3日もせんげん台駅をスタートに地元の下間久里のスーパー前や新越谷商店街など市内一円で取り組みました。
このため、毎年そうですが元旦のお屠蘇は夜に頂くことになりますが、市民の声に励まされて12年間続ける事が出来ました。
昨年は、12月31日朝の新越谷駅東口での一年最後の駅頭を終了し、元旦の街頭での市政報告会開催で、一年の活動開始と連続しているのですが、「一灯を掲げ一隅を照らす。暗闇を恐れることなく、一灯を保つ」を胸に継続的活動に取り組んで行きます。
徹底した地元活動の基盤の上に、政策が浸透し、支持されて行く
東京・戸田代表を囲む会(がんばろう、日本!国民協議会主催)が、1月10日(土)、都内市ヶ谷の東京事務所で開催されました。テーマは「東京でも、地域から総選挙を語ってみよう」で、ゲストスピーカーは、維新の党の柿沢未途衆議院議員。
東京では、野党で小選挙区に当選したのは長妻議員(民主党)と二人だけなので、選挙での戦いぶりに興味を惹かれました。
当初は、国会質問や政審会長などの実績を、高く評価され「三ツ星議員」と認定されていたので、“ブランド”での勝負と思っていた。
しかし新聞の当落の事前予測では、自民党候補に大きく離されおり、投票3日前に戦術を大きく転換した。
それは投票日の前日に「怒」「議員定数削減を断行する」「社会保障などこのままでいいのか」等をアピールするチラシを全域に配布した。
その結果前回1万4千票もの差をつけ当選した自民党候補に、今回は3千票差と迫られたが、薄氷の勝利となった。
この様なお話しから、単純な「選挙戦術」レベルではなく、日常的に市民の意識の変化とそれを体現する支援組織や地域への関係性がなければ発想も実行も出来ない、と感じました。
特に衆議院選挙の投票率は、戦後最低の全国平均52、66%となり、越谷市はさらに3,15%も低い49,51%となり、実に135、171人もの市民が棄権しました。
当然、候補者の日常活動の問題や政策の見せ方などの課題はありますが、「選択肢がない」とする市民の、日ごろの議会や地域への参加も市民自身が受け止めることが大切です。
20年後の越谷市を描きながら、今年を生きる。成人式に参加して。
1月11日(日)越谷市立北中学校で開催された平成27年の桜井地区成人式に参加しました。(主催は成人式実行委員会)
桜井地区では当日成人となった若者は、男性184人、女性201人で合計385人。出席率は83,4%で市内ではトップクラスでした。
例年当日配布されるパンフレットには、20年前の出来事が掲載されています。
今回は、ネルソン・マンデラ氏が南アフリカ共和国の初代大統領に就任、自社さの村山内閣発足、阪神・淡路大震災の発生、松本・地下鉄サリン事件発生、流行語では「同情するなら金をくれ」「無党派」などです。
越谷市では、しらこばと橋の開通、児童館ヒマワリの開館、キャンベルタウン野鳥の森が開園、図書館に野口富士男文庫の開設等でした。
当日は新成人を代表しての誓いの言葉では、「選挙権を与えられが、私たちの一挙手一投足が社会を動かしていく。これは自分達だけでなく後輩にも影響していく。
昨年は音楽や生物学、政治の分野で不信を抱かせた事件が起こった。SNSの発達により情報を得やすくなったが、同時に個人の判断力が更に必要となっている。ミクロとマクロの視点が要求されている」と言う話でした。
先般、政権与党からは、投票年齢を18歳に引き下げる法案が準備されています。
すでに右肩上がりの時代は終焉し、成熟社会を迎えたのですから、目先のことでなく最低20年後の地域や社会、家族のありようを見据えながら今年を精一杯生きる事を新成人の皆さんを前に、私の内心の“誓いの言葉”として記帳しました。
駅頭は小さなドラマの連続だ
1月16日(金)大袋駅での夜駅頭で午後9時30分頃、中小企業家同友会で親交している運輸会社の女性社長さんが、研修会と新年会を終えて帰宅途中に駅階段を下りてきて声をかけて頂きました。「白川さん、こんな遅くまで活動しているんだから、もう終わって今から飲みに行きましょう」と熱心に誘って頂いた。
聡明で美しい女性だが、父親から会社を引き継ぎ苦労をされた話は有名です。父親との比較評価、女性であるが故の軽視、経営体質の転換時での混乱、どれをとってもその笑顔からは想像がつかない。そんな女性からこれ程甘美?なお誘いに「11時までは頑張ります」と断ってしまった。
「それではまたの機会に」と優しい笑顔で帰られた。その後に後悔の念が。
やっぱりいくべきだったかなー。だってこんなことはめったにはない。
しかし「経営者の責任は、全てを自身で引き受ける事。議員も同じですね」との女性社長の声を噛みしめて続けていた午後10時過ぎ。
団塊の男性サラリーマンがほろ酔い気分で声をかけて頂いた。「あなたが5表差で落選したときから、つまり17年前から、大袋駅や越谷駅、新越谷駅で、いつも見ていた。挨拶もしないし、チラシも受け取らないが、影で応援していた。あなたはガッツがある」と。
似た話は先週のせんげん台駅での午後10時過ぎの夜駅頭でも、やっぱり一度も挨拶もチラシを受け取らないと言う赤ら顔の男性サラリーマンが「5年間いつも、駅であなたを見てきたが、あなたにはハートがあるね」と。
12年間にわたる駅頭での反応は、こんな風の蓄積していることを実感させるものでした。
第18回桜井地区市政報告会のお知らせ
2月1日(日)10:00から12:00
桜井地区センター「あすぱる」
(越谷市下間久里792-1℡048-970-7600)
報告テーマ
■本年4月から移行する中核市
■第3庁舎、本庁舎建設の課題と問題点
■市議会初の「空き家等の適正管理条例」の内容と策定議会への評価
■市民請願「市議会ホームページへの書記録掲載の要望」の不採択
主催 桜井地区議員の会(超党派)
白川 秀嗣 菊地 貴光
小林 豊代子 福田 晃