メルマガ♯がんばろう、日本!         №313(24.8.30



「がんばろう、日本!」国民協議会

http://www.ganbarou-nippon.ne.jp

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Index 

□ 2024選挙イヤーに問われるフォロワーの責任 

与野党党首選の評価軸にかえて

 ●与野党党首選 民意に正面から向き合う姿勢はあるか

《字数の関係で、以下は略》

●私たちの声にこたえる論戦はできるのか

●下り坂の時代の民主主義を

□ STOP GENOCIDE in GAZA! Do not stop talking about GAZA!

□ 囲む会/総会/関西政経セミナーのご案内

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2024選挙イヤーに問われるフォロワーの責任 

与野党党首選の評価軸にかえて

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【与野党党首選 民意に正面から向き合う姿勢はあるか】

 自民党総裁選、立憲民主党代表選が相次いで行われる。

今年は世界人口の半数以上が投票すると言われる「選挙イヤー」であり、戦争の危機をはらむ時代情勢のなかで、人類と地球の今後を左右する民意が問われている。永田町の体たらくはどうであれ、日本の選挙もそのなかに否応なく位置付けられる。

「『推しキャラ』不在」(牧原出 毎日夕8/28)とも言われる与野党党首選だが、国民にとっては、来るべき総選挙での判断材料を見きわめるチャンスだ。政治不信や低投票率は、単なる無関心ではない。言い換えれば、潜在的な意思を持っている。その民意に正面から向き合う党首選は可能か、少なくともその姿勢を示す(示そうとする)政党なのか。それを見きわめる格好の機会だろう。

 「大きな問題は、政党が何をやっているのか、どこからカネを得て何に使っているのかがまったくブラックボックスで、選ぶ材料さえないところです。まず、私たちが選ぶための材料を示してほしいと。・・・そうしたら私たちはちゃんと審判しますと。

 それくらいのリテラシーは、私たちにあると思います。それまであきらめるのはよくないと思います。・・・私たちはちゃんと判断できる。そのための材料を提示してほしいということです。それができない政治家には退場していただくしかない」(539号 江藤祥平・一橋大学教授)。

 

 前出の牧原教授は次のように指摘する。「国民の経済的負担は増す一方であり、我々が感じるのは不透明なものは全部透明にしてほしいということです。政治家の特権、特にカネ絡みの不正が秘密裏にされたままでは、国民は納得しない」。

 「今の自民党のガバナンスを見たら、砂のように崩れ落ちている。であれば立憲民主党は・・・自分たちの方が自民党よりもクリーンで良い、少なくとも自民党よりもマシな統治ができる、と有権者に信頼されなければなりません」。

政治不信、政党不信とは、既存政党の「内輪の論理」が民意と大きく乖離してしまっている(そのうえ、そのことを自覚していない)ということでもある。今般の党首選は、有権者に主権者として向き合う姿勢を政党がどこまで示せるのか、それを私たちが見きわめる機会だ。

「刷新感」の演出に躍起になっている自民党総裁選だが、それで乗り切れるほど有権者の反自民風は生易しいものではない。そのことをどこまで意識して有権者と向き合おうとする姿勢をとれるのか、あるいはそういう候補が出てくるのか(推薦人を集められるか)。

 立憲民主党の代表選も、選挙での他党との関係云々や数合わせではなく、自らの立ち位置を明確にできるか。とりわけ原点とも言うべき国民の政治参加、ボトムアップは、有権者―政治不信という民意―と向き合う実践の裏打ちが不可欠だ。ここでも永田町の論理や体質からの自己変革力が問われる。(代表選に意欲を見せる吉田はるみ議員は街頭で、躊躇や不安は大きいが、有権者が望んでいるのは「次の選挙での再選」ではなく、永田町を変えることであり、それに応えたいという趣旨を述べている。)

世界的にもこれまでのところ「なんとか民主主義が持ちこたえた」と言えるが、それを可能にしているのは、フォロワーの主体的判断によるところが大きい(543号参照)。その意味でも来るべき総選挙(自民党総裁選後に首相が交代する以上、総選挙で信を問うのは常道)での、フォロワーの主体的判断、責任がこれまで以上に問われることになる。

(以下「日本再生」544号一面へ続く)

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第223回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

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第223回 東京・戸田代表を囲む会【会員限定】

 ゲストスピーカー 坂井真紀子・東京外国語大学教授

 「グローバルサウスの中のアフリカと人権問題」

9月9日(月) 18時30分から21時

 「がんばろう、日本!」国民協議会 市ヶ谷事務所

 同人 1000円  購読会員 2000円

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申し込み 第223回囲む会 – Google フォーム <https://docs.google.com/forms/d/1FKZqla5f4JEXd_MabP_wrZnOE0Yzjn7lJxvmBuH8o4E/edit>

締め切り 9月8日 18時

・9/8 18時以降に申し込みのあったアドレスにZOOMのURLをお送りします。

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第33回 関西政経セミナー

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□第33回 関西政経セミナー

 9月20日(金) 18:30~21:00

 ゲストスピーカー 岡田知弘・京都橘大学教授

 「民営化40年の総括と『公』の再建」

 キャンパスプラザ京都 2階 第3会議室 

 参加費・2000円(学生・院生は無料)