一心太助の天秤棒_2023年1月-118

省エネ型エアコンの買換えの補助金

今朝は、午前9時30分から私が所属している12月越谷市議会の環境経済・建設常任委員会が第2委員会室で開催されたため質疑の準備のため朝の駅立ちは中止した。

今回市長から提案されている補正予算の中で「省エネ型エアコンの買換促進補助金」4000万円に対して質疑を行った。

この補助金はコロナ禍における物価高等で生活がひっ迫している市民への支援やCO2削減に向けた電化製品の買い替え時の省エネ型の製品使用による環境対策が目的となっている。

私の質疑のポイントは、①何故家電製品の中で4つ星マークのエアコンなのか②対象の台数や、1台当たり10万円の補助金の根拠は何か③越谷市が来年早々に改定を予定している環境管理計画の中でCO2削減目標値を26%から46%に対する影響は、についてだった。

市民が家庭で使用している電化製品の中ではエアコンが最も消費電力が高いものなので対象とした。

対象台数は500台を予定しており、越谷市補助金規定の中で補助金は費用の半額までとしている。市内で販売されている4つ星エアコンの平均単価は、22万円相当でありその半分で10万円までとした。

ただし家電量販店での価格は市内電化商品の販売事業者から購入した場合であり、出来うるだけ地元事業者への支援とした。

そのため家電販売大手店はその2割程度の安い価格のため、そこで購入した場合は6万円までとした。

省エネや環境危機対応のため、今回の事業がその契機となることを期待しているが、今後とも同種の補助金等を実施するかは今後の検討課題としている、との答弁だった。

私の質疑と答弁は以下のYouTubeで視聴出来る

https://www.youtube.com/watch?v=P3bcw5BpJxY&t=1116s     (12月15日・木曜日)

 

 三学園構想を推進する新校舎建設議案の否決を受けてシンポを開催

 12月18日(日)午前9時45分から、レイクタウン水辺の町づくり館を会場に標記シンポを開催した。主催は越谷市議会議員有志の会(超党派7名の議員で構成)。

 先の9月市議会で異例の否決となった蒲生地区における小中一貫教育を推進するため、既存校舎を解体して新校舎を建設する契約議案(入札の結果、仮契約額は143億円)は大きな問題となっている。

 しかし、今後とも教育委員会はこの建設を進

めようとしており、不登校やいじめ、虐待、ブラック校則等子どもたちを取り巻く教育現場は更に深刻化している。

 そこで、議員や市民がフラットな場で論議出来る場を提供するため、賛成、反対した議員や教育委員会をパネラーにシンポを開催した。

 私は全体のコーディネーターを担当した。

 主催をしたのは議員有志の会だが、この間年4回の議会閉会後定期的に市政報告会をYouTube配信で開催して来たが、今回のシンポは初めての企画となった。

 会場には、30人ほどの市民が参加して、議員への質問や意見が相次いだ。

 このため、12月29日の朝日新聞首都圏版に大きく掲載された。

当日のシンポは、以下のYouTubeで視聴出来る

https://www.youtube.com/watch?v=ilCEImk3sbk         (12月18日・日曜日)

市民の各種データが流出する危険性

 今朝は、午前10時から12月市議会最終日で市長から提出された22件の議案への賛否を本会議場で全議員が採決に臨んだ。

 この中で私は、「越谷市個人情報の保護に関する法律施行条例制定について」の反対討論に立った。このためほぼ徹夜状態で討論準備のため朝の駅立ちは中止した。

 ポイントは、第1に既に越谷市が制定、運用してきた「越谷市個人情報保護条例」を廃止して、国の僅か9人で構成する「情報保護委員会」が一括して監視・管理する条例制定は自治が否定され、国の中央集権化を促進する。

 第2に特に配慮が必要なものとして挙げられている、市民の思想、信教、支持政党、民族、LGBTQに関する事項、遺伝子に関する事項、生活保護の需給、青年後見人など、社会的差別の原因となる恐れのあるものについて、特段の配慮がなされていない。

 第3に、各種市民データのオンライン結合について、オンライン化や電子化を伴う個人情報

の取り扱いのみに着目した特則を設けておらず、法が求める安全管理義務等を通じて安全性確保を実現するとしており、条例でオンライン化や電子化等を伴う個人情報の取り扱いを特に制限することは許容されない、としている。  このため、越谷市の運用の枠を超えて様々な市民の個人情報が流出する危険性が極めて大きい事だ。

 この様な法律であるため、国会では立憲民主党や日本共産党は反対したものの、自民党や公明党の賛成多数で成立して来た。

 しかし、越谷市議会では、共産党はこの条例に反対討論に立ったが、立憲・市民ネットは全員賛成であり賛成討論をしないどころか質疑さえしなかった。他の自民党や公明党、維新の会、刷新クラブ等も同じ対応だったため残念ながら条例は可決されてしまった。

本会場での私の反対討論は以下のYouTubeで。

また、本会場での私の質疑も以下のYouTubeで。

         (12月20日・火曜日)

私コロナにり患してしまいました

 12月市議会が閉会してホットしていた矢先熱はそれほどないにも拘わらず、なんだか体がだるく所謂風邪の様な症状に襲われた。

 議会中では本会場での質疑を2件、常任委員会で質疑が3件、反対討論、12月15日に開催された中小企業家同友会主催のシンポジウム「あなたが主役のまちづくりー町づくりでつながる中小企業の未来―」や18日開催の三学園シンポのそれぞれのコーディネーターを担当したため、相当に集中が求められた。

 そのせいか、12月22日には掛かりつけの病院で診察を受けた。ただ診察と言ってもコロナ禍の疑いがあるため通常の診察室ではなく、別途設置された場所でPCR検査を受けた。

鼻に長めの綿棒を入れられての検査となったが始めての体験で、結果は陽性だった。

 また、病院には一人で車で来るように予約時に指示されていたので、終始車での待機となり、陽性反応の後、待機している車に先生が近づいて来られて、簡単な問診があり、薬を出すので薬局で貰うようにと言われた。

 薬局から私のスマホに連絡があり、処方された薬の飲み方を教えて頂、ドライブスルーから薬を受け取り帰宅した。治療費はゼロだった。 

それから1週間自宅の2階の仕事部屋で隔離しての自宅療養となった。(12月22日・木曜日)

一心太助
越谷市議会議員 白川ひでつぐ オフィシャルサイト