一心太助の天秤棒_2020年6月-80

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市政報告会を中止して、コロナ関連情報の発送へ
 今朝の駅立ちは、5月連休明けと重ったことや、コロナウィルス感染予防のための緊急事態宣言の発出と共に、通勤客が通常の半分以下となったため、次週の月曜日からの開始となった。
コロナ禍の影響は、3密を避けるため予定していた会合や集会は軒並み中止や延期となっている。
その内の一つであった、5月10日(日)午後3時から、大袋の北部市民会館での「第3回市政報告会」も中止となった。越谷市議会31名の中で超党派7名の議員によって構成する「議員有志の会」が主催する催しだった。
すでに、案内チラシの作成を始め、当日の報告項目の説明担当者等、事前の会議で打合せ、協議していた。
しかし、北部市民会館が5月中は使用禁止となっており、ギリギリまで状況を見ていたが止む無く開催を中止した。
そのため、前回市政報告会で参加頂いた市民に約束した3月市議会の報告会開催の中止のお知らせと共に、コロナ関連の市の支援策等の情報発信が必要と判断して、午前中に有志議員が市議会に集まり、発送作業をこの日行った。
郵送した情報は、越谷保健所でのPCR検査の現況や国、埼玉県、そして越谷市独自のコロナ対応の支援策等を掲載しており、これまでに市政報告会に参加して頂いた約250名の市民を対象とした。        (5月7日)

ズーム会議の連続で多少疲れ気味
今朝の駅立ちは、大袋駅西口で通常通り午前6時前から開始したが、やはりコロナ禍の影響で何時もの半分程度の通勤客となっていた。
午前8時30分過ぎに駅立ちは終了し直ぐに街宣用具を撤収し、妻の迎えの車で自宅に帰り朝食を取った後、パソコンでメールやフェースブック等を確認した。
午前11時から、大里にある私の事務所でズームを使用した「日本再生埼玉読者会」を開催した。この読者会は、がんばろう、日本!国民協議会が毎月発行する機関誌「日本再生」の読者を対象に毎月当月の紙面を題材に運動の視点や方向性を話し合うもので、コロナ禍の影響でこの日はズーム会議となった。
午後1時過ぎまでの会議となり、午後4時から6月議会に提案予定の市長提出議案の説明を担当部長から受けるために、市役所に向かった。その後、午後6時30分から再度私の事務所で中小企業家同友会の東部地区会の地域づくり委員会の定例会議に参加した。
これもズームを使用しての会議で約1時間30分ノートパソコンに向き合った。
更に午後8時から「コロナ後の選挙・政治活動をネットへ最適化するセミナー」をやはりズームで受講し2時間30分間視聴、この日は多少ネット疲れとなった。(5月18日)

感染防止策のため6月議会も変更
今朝の駅立ちは、午前5時過ぎからせんげん台駅東口で開始した。市政レポート(一心太助
幕政に物申す 最新号)を今日から全駅頭での配布のスタートとなった。
また2万枚の地域配布も先週から開始している。(カラー印刷のため制作、印刷、地域配布で合計21万960円の費用となる)
今回の市政レポートは新型コロナウィルス感染問題の特集号を作成した。因みに日常の駅頭での小さな出来事を取り上げているのは「一心太助の天秤棒 駅頭は小さなドラマの連続だ」で、年4回の市議会終了後の報告のために発行しているのが「一心太助 幕政に物申す 長屋から幕政変える心意気」と分けている。
今回は、新型コロナウィルスによって明らかになった新自由主義の蔓延から30年間に及ぶ社会的病理とは何か、そしてコロナ後とは以前の暮らし方に戻す事ではなく、社会構造の抜本的な転換の好機にあることを一面に記載。
そして二面にコロナ支援策に関する国、埼玉県、越谷市の独自策等を一覧にして示した。
午前5時15分、都内のビル清掃のため駅を利用されている馴染みの高齢女性から、1000円のカンパを頂いた。何時も持ち歩いているのだが渡すことが出来なかったので、今日渡せて良かった、本当に些少ですけど、と話された。
午前7時過ぎ、何時も散歩の途中で出会う高齢女性から声が掛かった。政府からの特別給付金10万円に関して、あれこれ文句ばかりが聞こえて来るが、ありがたいことである。しかし誰にお礼を言っていいのか分からないので、代表するあなたにお礼を言います、と頭を下げられた。いえいえ、それは税金ですから、皆さんのものですよ、と返答した。
ただ現状は、経済が蒸発しているので、税金で社会を最低限継続させるために必要な支援ではあるが、将来への負担となって返済をしなければならない膨大な負債である事も切実な事実だろう。
午前8時30分過ぎの終了後、直ちに市議会に向かった。今日は6月議会の初日であり午前10時から本会議が開催された。
コロナ禍の影響で、議会運営が大きく変更された。まず全議員が健康管理表を毎日議会事務局に提出しなければならず、当然だが高熱や体調不良の場合は欠席となる。また、議場は3密を避けるため窓やドアを常時開けていることを始め、議席間に透明の間仕切り版が設置され、発言中を含めマスクの着用や着座の議員数を半減し、残りの議員は議員控室のテレビモニターで議場を視聴する状態となった。
そして最も重要な変更は、市長提出議案の審査や採決を議会日程の前半に集中させ、後半に一般質問を行う事になった。
議会の最大の責任である議決行為を最優先として取り組むことは、以前から議会改革の一環として主張していたこと事なので、コロナ後も変更して実行される事を期待しながら四角に仕切られた議席で市長提出議案の提案と説明を聞いていた。       (6月1日)

コロナ禍でも通常業務は続けられている
今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で、午前5時過ぎから何時もの様に開始した。駅前清掃を終えて市政レポートを配布。
午前6時前、大型トラックを駅前に駐車して荷台から搬入品をおろし駅ビル2階のパン販売店に運びこむ作業をする、女性の運転手の方と何時もの様に挨拶をした。
彼女の勤務は午後10時から始まり、各店舗にパン等を届け終わるのが午前8時。コロナの影響で一時数量が減少したが最近は通常より増えているとの事。勤務状態はコロナ禍の最中でも変化はなく、正にこれもエッセンシャル労働であり、こんな深夜、早朝労働によって社会が維持されていることを実感した。
午前7時過ぎ、旧知の女性とリモートワークの話題となった。自宅でのリモートワークを続けているが、今日は出勤日なので、電車で通勤との事。ただ時短のため午前10時から午後4時までの勤務だと、話され笑顔でエスカレーターを昇って行かれた。
午前8時過ぎ、中年男性が私を見つめながら何か言いたそうな顔つきで近づいて来られた。
あなた市会議員でしょう。例の10万円の知らせがまだ来ないんだが、どうなっているの、と尋ねられた。そうですか、5月一杯までに越谷市内の全世帯の14万世帯に郵送の作業は終了しているはずですが、と返答。いいやまだ来ていない、せんげん台地区に住んでいるので、市に言っておいてくれ、との陳情だった。
本来この特別給付金は国の制度であり、自治体は全くの下請けとなってしまっている事が大きな問題だ。        (6月2日)

一心太助
越谷市議会議員 白川ひでつぐ オフィシャルサイト