一心太助の天秤棒_2017年1月-15

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今年も正月3日間の街宣活動からスタート
例年通り、正月三が日(元旦、2日、3日)の越谷市内一円での、街頭市政報告会を実施した。今年もチーム白川の会員も元旦から行動を共にした。昨日は5人もの参加となり市政レポートの配布やマイクを順番に担当した。
また、別途街宣をしていた私と同じ会派(自治みらい)所属の菊地貴光議員にも急きょ参加して頂いた。ただ、市民から年々正月の華やかが失われて行く。女性の晴れ着姿や福袋を持っている市民が極端に少ない。
振袖姿の女性を唯一見かけたが、駅前のパチンコ店の呼び込みの従業員だった。それは仕事でのスタイルだったのだろうが、笑顔で対応して頂いた事で、束の間の小さな正月気分に浸れた。
               (1月4日)

まばらな人通りでも、関心のある市民が
今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で、午前5時30分から開始したが、昨日とはうって変って強風と寒波に震え上がる。
直ぐに60代後半の男性から正月2日にせんげん台のスーパー・イオン前で街宣をしてましたね、と話しかけられた。
その日は人通りが少なく演説をしていても聞く市民は、当然少なかった。
それでも、やはり聞いて頂いている市民がいる事に、寒さへのホッカイロになった。
また午前7時前には50代の女性から温かな缶コーヒーを頂いた。いつ買って来られたのか分からなかったが、新年の挨拶とともに寒さへの防寒対策に。
更に新年のためか多くの馴染みの市民から、風邪をひかないように気を付けて、と励ましが。
   (1月7日)

うるせぃんだよー、と吐き捨てる背中に見えたもの
昨日の駅立ちは、午前5時30分から3時間、午後7時から午前0時までの5時間の合計8時間の長丁場となった。
それぞれ、せんげん台駅東口と西口で実施した。
特に夜の駅立ちに様々な市民の反応が。
午後10時過ぎ、階段から降りて来た団塊の男性が私に、「うるせぃんだよー」と吐き捨てる。またまた、例のごとくの対応。
「大変夜遅くまでお仕事、お疲れ様です。冷え込んでいますので、気をつけて帰って下さい」との、私の話しが何故うるさいのか?
直ぐに後を追いかけ、背中越しに近距離からちょっとあなた、あなたですよ、と何回も呼び掛けるが、足速に振り向きもせず逃げる様に去って行った。まともに話しをしようとしない。
その背中に、小心と卑屈さにねじ曲がった精神と人生が透けて見えた。憂さ晴らしなのか。
こんな嫌な空気感の中、馴染みの佐賀銀行の行員の方が階段を下りて来られた。
すぐに、1000円札を出して今日はカンパ箱はないのですか、と尋ねられた。
朝の駅立ちの時には、定期的に1000円のカンパをして頂いている。ただ、朝の街宣時には、演壇の机の上にカンパ箱を常設しているのだが、夜は演壇や幟その物を設置していない。
せんげん台地区には、佐賀銀行の社宅があり、私の父が佐賀銀行の行員だったこともあり、20年近く、親しくして頂いている。
午後11時頃、馴染みの40代の越谷生まれのサラリーマンが、20年近く私を見て来たが、顔の見える関係にしか信頼は生まれない、と会話が弾んだ。
また、高齢女性が階段を少し足を引きずりながらゆっくり降りて来て、笑顔であいさつされた。
しかし、暫くしてまたエレベーターを昇っていかれて、再度下りて来られた。そしてペットボトルとチョコレートの差し入れを頂いた。
午前0時過ぎ、春日部市から車でせんげん台駅に来て都内に通勤している女性から話し掛けられた。日本の古武道を練習しており、有段者で居合に取り組んでいるが、なかなか上達しない、とのこと。10年以上も前から支持している、との事だったが初めて話をすることが出来た。夜の駅立ちには気持ちが暗くなることも多々あるが、同時に救われることも多々ある。
見上げた月が静かに光っていた。(1月7日)
   
越谷市の敬老祝い金は、すでに廃止されているのだが
昨朝の駅立ちは、大袋駅東口で午前6時から開始。午前7時前に共産党の街宣活動と重なったが、何時もの様に譲ってそのまま実施して頂いた。
午前7時30分過ぎに通勤している馴染みの男性から、88歳の敬老祝い金は越谷市から贈呈されるのか、廃止されたとも聞くが、医者から申告を進められたのだが、とのお話。
廃止は77歳時での祝い金の事で、88歳には贈呈されるはずだが、よく調べてご返事します、と答えた。
88歳で3万円、99歳で5万円、100歳で7万円の規定になっている。嘗て77歳の敬老祝い金廃止を巡り議会では賛否が別れたが廃止を決定。私は賛成したが、廃止の議案を提案する前には、一切市民への説明をしなかった市長の姿勢に大きな問題を残した。説明すれば混乱するという言う稚拙な理由で。
(1月11日)

あまりの寒さにホッカイロの効果がない
今朝の駅立ちは、北越谷駅東口で午前6時前から開始。気温マイナス4度の冷凍庫状態。終了の午前8時30分までに、手足のしびれと共に、頭がキーンとして少し痛い感じ。
持参したホッカイロはあまり効果がない。
すると、午前7時頃馴染みの50代の女性から熱いペットボトルの差し入れが。これを、ポケットに入れて暖まって下さい、と付け加えて改札に向かわれた。
駅立ち終了後通常は自宅で朝食をとるが、あまりの体の冷え込みに、最寄りのデニーズに向かった。運ばれて来たコーヒーの器を両手で押さえて両ほほにあて暖をとる。顔に血の気が戻るような感じ。店内には、街頭活動を終えた公明党市議3名がコーヒーを飲んでおられた。
          (1月16日)

缶コヒーヒーを歩道に置きっぱなし
今朝の駅立ちは、越谷駅東口で、何時も様に到着して駅周辺の吸殻やゴミの清掃の後、午前6時から開始。まだ辺りは暗く寒さも身にしみる。
午前7時前20代の男性が自分のタバコの吸殻を、飲み干した缶コーヒーの中に入れて、そのまま歩道に置いて、注意する間もなくすたすたと立ち去って行った。
マナーなど微塵もない。身勝手そのものに朝から気分が悪くなった。しかし、その後馴染みのサラリーマンから今回もペットボトルを差し入れて頂いた。毎回同じ様にして貰っている。
更に50代の女性からも缶コーヒーを頂いた。
ベンチウォーマーの左右のポケットにいれたが、市民の気持ちの暖かさも詰まった。
精神的にも、物理的にも気持ちが前向きになった。終了の午前8時30分過ぎに、がんばろう越谷主催のグラウンドゴルフ大会の関係者の高齢女性に会った。仲間の皆さんと午前9時、越谷駅をスタートのウーキングに参加する、との事。私にこんな朝早くから活動しているのですね、と感心しきりに救われた。(1月17日)

一心太助
越谷市議会議員 白川ひでつぐ オフィシャルサイト