一心太助の天秤棒_2019年1月-58

PDFファイル⇒19年1月天秤棒No58

年賀状を出してもいいですか?
今朝の駅立ちは、せんげん台駅東口で通常通り午前5時過ぎには、駅に到着して駅前清掃の後、午前5時30分から市政レポートの配布を開始した。
まだ、辺りは真っ暗なうえに猛烈な寒気が全身に襲いかかる中での行動だけに、気持ちの持ち方次第で3時間にわたる活動が持続出来るかどうかを、決定する。
勿論、私だけでなく、始発から電車で通勤する多くの市民の中にも同じように、気持ちを奮い立たせて改札に向かう市民もいるのだろう。
市政レポートの受け取りもなく、私のあいさつにも答えない姿勢だったとしても。
(いやだからこそ、いちいち関係のない市議に対応する気にもならないのかもしれないが)
午前7時過ぎ、東進ハイスクールの男女4人もの職員が、本日締切の冬期講習“2講座無料招待“の文言が印刷されたチラシの配布が始まった。
午前8時過ぎ、馴染みの男子高校2年の生徒から何時もの様に市政レポートを受け取った後に話しかけられた。
新年の年賀状を私に出したいのだが、いいですかとのお尋ねだった。
勿論、歓迎ですが私自身は年賀状を出す慣例を10年前位から止めている、と応答した。
(ただし、頂いた年賀状には出来るだけ返信させて頂いている)
毎年小中学校の恩師を始め、年賀状を出しているとの事なので、へー感心だねー貰った先生は教師冥利に尽きるはずだ、と付言した。
午前8時10分過ぎに、先述した東進の若い職員の方がチラシ配布を終了して引き上げて行く時に、ご苦労様でした、と声を掛けた。
(駅前には様々な市民と宣伝用のチラシ配布で重なることも多くあるのだが、お疲れさまでした等、声を掛ける様に心がけている)
すると、全員が笑顔で、市政レポートを手に取って、エスカレーターを昇って行かれた。
            (12月18日)

今年も頂いた、真っ赤なリンゴ
今朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で午前5時30分から駅前周辺の清掃後市政レポートの配布を開始して、午前8時30分過ぎまで実施した。
午前6時40分頃馴染みの高級キャバクラ店の経営者の方と話になった。(一人の料金が5万円程だそうで、一度お邪魔したいとは思うものの、財布がその一切の事情を許さないので、当然来店する機会はないのだろうだが)
この時間に、良くお会いするのだが深夜まで営業して後片付け等を終了し、始発電車でせんげん台駅から帰宅する、途中との事。
 20年程まえ、私の最初の越谷市議選の結果、5票差で落選した後、岩槻タクシーの運転手として働かせて頂いた頃から、応援していました、と話された。
しかも、この間両親にも私への投票を呼び掛けて来たとの話に、長年にわたり私の日常の行動を通して、本来の意味での応援がこんな風に持続され、広がっていたのだと、改めて認識させられた。
 午後7時からは、大袋駅西口で午前0時すぎまでの5時間、市政レポートを配布したため、今日一日で8時間を駅立ちに費やした。
 体力と寒さとの闘いは、常に私自身に課した規律と一人一人の市民と何処まで向き合えるのか実践の舞台となっている。
当選以来続けているので、16年になろうとしている。            (裏へ)
午後7時過ぎに一旦市政レポートを受け取った後、自宅から再び戻って来られた馴染みの中年男性から、真っ赤な大きなリンゴを5個も頂いた。
 長野の実家がリンゴ農家で、帰省したおり何時もリンゴを持ち帰るとの事で、それを毎年駅頭で頂いている。
 蜜が沢山はいっていて、美味しいですよと話されていたが、事実芯の周りにはたっぷりの黄色い蜜であふれていた。
午後8時前、一旦市政レポートを受け取った後戻って来られた旧知の中年女性から、あんまり熱くないけれど飲んで下さい、と午後の紅茶のペットボトルを差し入れて頂いた。(いえいえ、甘くて温まりました)
 午後8時30分頃40代の馴染みのサリーマンの方から、お久しぶりです、と声がかかった。IC関係の会社に転職して5年程がたったが、この会社は勤務形態をフレックスタイムが採用されており、今は通勤時間帯がまちまちになってしまった。
そのため、かつての様に定時に私と会えなくなった、との話だった。
こんな話をしている内に、共働きの奥さんが迎えに来られた。ここにも、右肩上がりの時代と比べ夫婦の働き方や勤務形態の大きな違いが現れていた。
午前0時30分過ぎ、冷え切った身体を湯船に潜り込ませた瞬間、全身の血が体中を駆け巡る感覚に、長い一日を終えた至福のひと時を迎えた。
明日は土曜日(いや今日は)のため、駅立ちのため早朝の起床が免除されることも、緊張を和らげていた。      (12月21日)

クリスマスケーキの割引販売は?
今朝の駅立ちは、午前6時から北越谷駅東口で、スタートした。
 午前8時30分に終了と同時に迎えに来た妻の車に早々に飛び乗った。実は午前9時30分からの東埼玉環境資源組合の12月議会に出席するためだ。
この議会の時は、何時もそうしているだが、駅立ち終了後に朝食を取る時間が作れないため、車中で妻が作ったお握りや最寄りのコンビニで購入した肉まんで腹を満たしている。
何とも慌ただしい朝の時間帯だが、環境資源組合の控え室で、午前10時前に暖かなコーヒーを出して頂き、朝5時に起床して、駅立ちを終え、朝食を取り、議会開始直前にやっとゆっくりと椅子に座るその瞬間を迎える事が、何時もの風景となっている。
この日は、午後7時から、せんげん台駅東口で夜の駅立ちを開始し、午前0時過ぎまで市政レポートの配布が続いた。
今日は、クリスマスのため駅前のケーキ店コージーコーナーにはケーキの常設ショーケースとは別に、店頭にクリスマスケーキの特設コーナーが設置される。
予約を含めて次々と市民がケーキを買い求めて行く姿は例年通りだ。
それでも午後9時30分頃には閉店するのだが、女性店長の方に尋ねて見た。それはこれ程大量のケーキが用意されてはいるものの、やはり売れ残ってしまったケーキは、明日以降値引きして売らないのか、と。(そうして、頂くと真っ先に買い求めるのだが)
しかし、淡い期待は裏切られて、店長さん曰く、残ったケーキは各店舗から全て工場に回収されて行くので、割引販売はしない、との返事だった。         (12月25日)

<お知らせ>
一心太助の天秤棒シリーズ“駅頭は小さなドラマの連続だ”は、すでに50号を超えお陰様で、大変好評を得ています。
そのためか、あちこちでこのシリーズを冊子にして下さい、とのご要望を頂いています。
そこで、これまでに発行したものを一冊のパンフレットにするため、印刷製版の見積もりを取ったところ、1500冊で30万円を超える費用が必要であることが分かりました。
何とかして市民の皆様のご期待に添える様に、努力をして、本年2月頃までには発行する予定です。その折にはご協力を頂けば幸いです。

一心太助
越谷市議会議員 白川ひでつぐ オフィシャルサイト