一心太助の天秤棒_2017年12月-35

PDFファイル⇒17年 12月天秤棒駅頭35

そんなに、頑張らなくてもいいよ
昨日の朝駅立ちは、新越谷駅東口で、通常通り午前6時から午前8時30分まで実施した。
議会では一般質問の二日目で、午前10時から本会議場で、私の所属会派自治みらいの山田裕子議員が、「性暴力被害者支援について」市長に質問した。
本年6月「性犯罪を厳罰化する刑法改正」の法律がなんと110年ぶりに改正され、女性の人権が大幅に認められた。
一方最近大学生やジャーナリストによるレイプ犯罪が頻発しており、越谷市の現状や対応を指摘する質問が行われた。
しかし、市長の答弁は旧来の施策の枠からは一歩も出ることはなく、相変わらず“国や周辺自治体の動向を注視して行きます”等の主旨に終始した。
こんな対応では、セカンドレイプまでが起こってしまうのでは、と心配になった。
夜は、午後7時から午前0時まで、大袋駅西口で駅立ちを行い、市政レポートを配布した。
午後9時前後には、冷たく、強い雨が降り始め、駅の入り口のスペースには迎えを待つ市民や傘をさそうとする市民で一時一杯になるほどだった。
すると、馴染みの中年サラリーマンの方が、一旦市政レポートを受け取って後、自宅に帰り、わざわざ、駅に戻って来られた。
なんと自宅からリンゴを持参し、何時か渡そうと思っていました、と頂いた。
昨年も朝駅立ちで頂いたのだが、長野の実家にリンゴの木があり、里帰りでリンゴを捥いで来たので、差し上げますと頂いたのに続き今年も。
12月5日の大袋駅東口での夜駅立ちでも、旧知の市民からリンゴを頂いた。
そのため私の家の食堂には、数個の赤いリンゴが盛り皿に並べられている。(常時果物がテーブルの上にあると、何となく贅沢な気分になってしまう)
次々と馴染みの市民が、階段から降りて来て市政レポートを受け取って頂くのだが、何人もの市民から声が掛かる。
今日は雨が降っているので、中止、中止、そんなに頑張らなくていいから、また朝早くから毎日駅頭をやっているのだから、皆知っているし、休みなくやっているでしょう、あんまり頑張りすぎない様に、十分だからと。
午後11時30分頃、笑顔で近づいて来た中年のサラリーマンの方からも、どこの駅でも活動をやっていますね、こんなに熱心な議員は他にいませんよ、と。
ありがとうございます。零細企業の様なものですから、休みなく人一倍活動しなければいけないと思っています、と応答。
すると、地元の議員と友人で、よく酒も飲んでいるが、こんな熱意は全く感じられない、と付言された。
午前0時過ぎ、上りの電車がなくなった時点で、駅立ちは終了したが雨はすでに止んでいた。
ただ、体は冷え切っており、帰宅し直ぐに自宅の風呂の湯船に体を埋め、全身に血液が回っている様な感覚となったが、その至福の時間は午前1時をとうに過ぎていた。今日一日朝、夜合計7時間30分の駅立ちがやっと終わった。
(12月8日)

12月議会中のグラウンドゴルフ大会
今朝は、午前8時20分から「がんばろう越谷」が主催する第48回グラウンドゴルフ大会の開会式の挨拶のため、駅立ちは中止した。
会場となった越谷市しらこばと運動公園競技場では、猛烈な寒さの中約150名の選手が競技に参加。
越谷市議会は、今12議会中のため、挨拶の後直ぐに午前10時からの議案への質疑を行う本会場に向かった。
(12月13日)

男子高生が、次々に受け取って行く
昨朝の駅立ちは、通常通り午前5時30分からせんげん台駅東口で開始。
まだ辺りは薄暗く、気温は0度の寒気のため、手袋なしで街宣用具に触って更に体がしびれる。
午前6時30分頃男子校生が、市政レポートを受け取って行った。確かこの間何時も受け取って行く生徒だと思って声を掛けようと。
しかし、寒さと次々に受け取る市民への対応のため、エスカレーターを登る生徒に追いつかなかった。
また、午前8時前には別の男子校生が市政レポートをもらって行った。そう言えば最近女子高生だけでなく、男子も受け取りが増えている。 
更に馴染みの30代サラリーマンの方が、1000円をカンパ箱に。感謝。(12月19日)

議会での反対討論なし、市民にどう説明するのか?
今朝の駅立ちは、大袋駅西口で通常通り午前6時から開始した。
午前8時前に、馴染みの中年サラリーマンの方から、カンパ箱に1000円を頂いた。前回も同額のカンパをしてもらっている。
午前8時30分に終了して、直ちに越谷市議会の本会議場に向かった。
今日は、12月議会の最終日であり、私が代表である会派自治みらいの所属議員である、山田裕子議員が提案者となり「男女共同参画課」の存続、拡充と組織的位置づけの強化を国に求める意見書の提案と質疑への答弁を担当した。
所管の文科省は、現在の生涯学習政策局にある男女共同参画学習課から、再編して総合教育政策局の中の男女参画共同室に格下げの意向を示していた。
しかし、男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数は、2016年の日本の順位は、144か国中111位(2015年は145か国中101位)であり、依然低い位置にある。
今回の文科省の意向は、この状況を更に悪化させる事につながるとの心配の声が、全国の女性団体等を中心に上がっていた。
先般文科省に提出された「文科省の組織改編に対する要望者」の賛同者には、越谷市の市民も多数いる。
 このためか、今日の毎日新聞にだけ文科省は、現状を維持する方向、との記事が掲載された。
本議会開催前から、これが決定なら意見書の取り下げもあるのではと、検討したが最終的には閣議決定されておらず、またそうだとしても地方議会からの意見は重要であるとの認識を提案者、及び賛同者で確認して本会議に臨んだ。
しかし、本会議場での提案説明に対して、質疑をしたのは自民党の議員1人であり、採決には、自民党、公明党、刷新クラブ、保守無所属の会等が反対し、否決された。
しかも、この反対した会派の誰一人として反対討論に立たず、何故反対したのか全く分からない。一体市民にはどう説明するのだろうか。
             (12月20日)

4000円ものカンパに込められた市民の思いは
昨朝の駅立ちは、せんげん台駅西口で午前5時30分から開始。街宣用具を準備していた午前5時20分、旧知の高齢男性からのし袋入りの1000円のカンパを頂いた。初めてだ。
終了するまでの3時間の間に次々と市民からのカンパが続き何と、この日だけで4000円ものカンパと暖かいペットボトルを頂いた。
午前6時30分頃、馴染みの中年男性に、何時も随分早いですね、と話しかけた。するとタクシー運転手だから、との返事。夜勤明けなのだろう、私と同じですね(議員になる前の仕事)と応答した。        (12月21日)

一心太助
越谷市議会議員 白川ひでつぐ オフィシャルサイト